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ほくろ除去は病院!治療法と傷を目立たせない3つのポイント

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昔からあるものや、気付くといつのまにか出来ている黒いほくろ。ペン先ほどの小さなものから、アズキくらい大きなもの、平らのものから盛り上がっているもの、形はさまざまですが皆さんもいくつか持っているのではないでしょうか?

急にほくろが出来てきたので悪いものじゃないか心配だとか、目立つので除去したいなど、ほくろでお悩みの方も多いのではないでしょうか?

この記事ではほくろを除去する方法や料金、アフターケアについて詳しくご紹介いたします。また、健康保険についての考え方も解説いたします。

ほくろを除去したいけど、どうやって取るのか、どれくらい費用がかかるのか、跡は残らないのか?など疑問をお持ちの方の解消につながりますので是非読んでください。

1.ほくろとは

皆さんがイメージするほくろとは医学的には「後天性母斑細胞母斑」と言うものの小さいものにあたります。

紫外線やホルモンバランス・免疫バランスの崩れなどが原因といわれており、そのため、紫外線を浴びやすい顔や首などにできやすく、幼児期から思春期にかけてだんだんと増えて、20-39歳でピークに達します。

ほくろと似ている病気と注意点

「足の裏や手のひらに出来るほくろは悪いほくろ」という話をきいた事がある人も多いのではないでしょうか。ほくろに似た黒いできものに悪性黒色腫(メラノーマ)というガンがあります。メラノーマは体のどこにでもできる可能性があるのですが、日本人ではとくに手足や爪などにできることが多いため、そのように言われているのだと思います。

メラノーマと併せてほくろに間違われやすいガンの一つに基底細胞癌と言うものがあります。紫外線が原因となってできるため、顔によくできる黒い色をした皮膚ガンです。

  1. 形がいびつ
  2. 周りとの境界がはっきりせずにじんでいる
  3. 色むらがある
  4. 大きくなるスピードが早い、またはサイズが大きい(直径6mm以上)
  5. じゅくじゅくして出血する

記のような場合はガンを疑う目安になるので当てはまる場合は皮膚科で診てもらいましょう。

また、「ほくろって悪いガンになる事もあるって聞いたけれど…」と心配される方もいらっしゃいます。ほくろ自体がガンに変化する事はないと考えている医師が多数です。しかし、ほくろだと思っていても実はガンだったという事もありますので、上記のような症状がある場合は必ず、または心配な場合はめんどくさがらずに皮膚科を受診するようにして下さい。

メラノーマの画像について見たい方こちらの日本皮膚科学会のページよりご覧ください。基底細胞癌について見たい方こちらの日本皮膚科学会のページよりご覧ください。

2.市販薬でほくろを取るのはやめましょう

ほくろは良性腫瘍なのでスキンケアなどで除去する事はできません。まれにエステサロンなどでほくろを除去している場合もありますが、そもそも違法行為ですし、不適切な方法とケアによって傷跡が目立ってしまうケースも多いようです。

インターネットなどで、自宅でほくろを取る方法として「もぐさ(お灸)」や「ほくろ取りクリーム」などが紹介されていますが、絶対に避けましょう。

もぐさ(お灸)は皮膚表面をやけどさせてほくろを取る方法で、ほくろクリームはサリチル酸などの皮膚を剥がす作用のあるクリームで皮膚を溶かして、ほくろを除去するというもののようです。

これらの治療では、ほくろを取る深さを調整する事は難しく傷跡が目立つ可能性が高いですし、大きなほくろの場合は完全には除去できません。なにより危険です。

またほくろは悪性の可能性もありますし、病院で除去するのが最も確実で、傷もキレイになる可能性が高いです。悪性が疑わしい場合は保険適応でほくろを取る事も可能です。

ほくろを取る場合は必ず病院で行ってください。

3.病院でほくろを除去する時の保険適応の有無

見た目が気になるからほくろを除去すると言うのは、基本的には健康保険は適応されません。ほくろ自体は良性の腫瘍で病気ではないので、税金を使って美容目的で行う事は出来ないという事です。

ほくろが保険適応で取る事が出来る場合は、医師の診断で悪性が疑わしいと判断された場合です。視診やダーモスコピーという拡大鏡でほくろを観察し、悪性が疑わしい場合は、切る手術によってほくろを除去し病理検査(顕微鏡検査)をして確認します。

この場合は、結果が悪性でなく良性(ほくろ)であっても追加で料金を請求されたりすることはなく、結果として保険でほくろを除去できたという事になります。

実際に、傷の治りがどうかと言うと、小さくて悪性ではないものはCO2レーザーで除去した方が傷も小さくきれいに治る事が多いです。手術で切り取る場合は、ほくろの部位や傷の残りやすい体質の有無、医師の技術など傷のキレイさが変わりますので、保険だから傷も汚い、自費だから傷がキレイと言うのはありません。

4.病院で行うほくろ除去の方法

基本的にはレーザー手術で除去します。

比較的小さいほくろはレーザー(CO2レーザー)や電気メスで焼いて除去する、大きいほくろは手術になることが多いです。CO2レーザーと電気メスで取る治療法は、CO2レーザーの方が傷がキレイに治りやすと言われる事があったりしますが、処置後のケアなども変わらないので、以下はCO2レーザーと手術とで解説を進めます。

4-1.CO2レーザーでほくろを除去する方法

一般的にCO2レーザーという皮膚表面を蒸散させるレーザーを使用して、ほくろを削っていきます。1回もしくは数回にわけて削る場合があります。

“その他のレーザーでの治療”

平らなほくろの場合、Qスイッチルビーレーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、Qスイッチヤグレーザーなどの黒い色に反応するレーザーでほくろのメラニン色素を壊す事があります。
回数がかかりますし、確実にほくろの細胞を壊しているわけではないので再発のリスクも高いです。しかしながら削ったり、手術などのダウンタイムが取れない方はこの方法を選択する場合がありますし、またCO2レーザーの補助として使われる事がありあます。

CO2レーザー後の経過

CO2レーザーで焼いた場合は、ほくろがあった場所が削られて窪みになっています。軟膏を塗ったりテープを貼ったりして傷を保護します。ほくろの深さや施術する医師の考えにもよりますが1-3週間ほどのアフターケアを言われる場合が多いです。

1-3週間で傷がキレイになると言う訳ではなく、傷が一番刺激を受けやすい時期なので厳重な保護が必要という事です。その後、しばらくは赤みが出ますが3ヶ月から1年くらいかけて赤みは徐々に薄れて白っぽい色になります。しかし、中には除去した跡の赤みがなかなか消えなかったり、肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)と呼ばれる膨らんだ傷になって残る事があります。

CO2レーザーのリスクと失敗

大きな失敗と言うのはありません。しかし、傷が思うようにキレイにならなかったという事や、再発することがあります。

ほくろの細胞は少しでも残っていると再発します。手術で取る場合は周りの組織も一部含めながら除去しますので取り残す事はあまりありませんが、CO2レーザーの場合は残ってしまう場合もあり再発の可能性があります。

CO2レーザーの料金

大きさによって料金が変わってくる事が多いですが、3㎜のほくろを基準に調べてみたところ、1万円程度で行っているのが平均的な値段です。

4-2.手術でほくろを除去する方法

大きいほくろや深そうなほくろの場合は、CO2レーザーよりも手術の方が傷が目立ちにくくなりやすいために手術が選択されます。

また、手術の場合、ほくろを塊(かたまり)で除去するため、病理検査(顕微鏡検査)をする事が出来ます。本当にほくろなのか、悪いガンではないかなど顕微鏡でみて調ベることができるので、悪性か疑わしい時にも手術が選択されます。

トレパンと呼ばれる丸い刃物でくりぬいたり、メスを使って切除します。メスでとるやり方では、ほくろの大きさや位置などによって切り方は様々ですが、一般的にほくろを取り囲むように紡錘形に切除しますので、ほくろの直径より少し長い線状の傷になることがおおいです。手術部位は清潔にして、手術後に抜糸が必要です。

手術後の経過

手術の場合は通常5-10日後に抜糸を行います。(ほくろの部位や大きさによって必要な日数が変わります)その後の経過は、人にもよりますが、赤みが出て徐々になじんでいきます。身体の場合は抜糸した後もテープ保護を指導される場合が多いです。

早い人で3ヶ月、遅い人で1年くらいかけて傷が目立ちにくくなりますが、白い線状の傷が残ります。

手術のリスクと失敗

手術の場合、ほくろの再発と言うのはほとんどありません。しかし、部位や体質によっては肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)やケロイドとよばれる目立つ傷になることがありえますし、通常の白い傷でも大きいと目立って気になる事があります。

手術の料金

これも大きさによって変わってきますが、自費診療で6-8㎜の大きさの場合、2-3万円で行っているクリニックが多いようです。保険で取る場合でも3割負担で1万円程度になります。

5.手術方法の選び方

どの方法でほくろを取るかは状況によって、医師の判断によっても変わるので診察上決める事ですが、小さいほくろや浅いほくろは手術よりもCO2レーザーで取った方が傷も目立ちにくく済むことが多く、一般的です。逆に6mmを越えてくるような大きなものはCO2レーザーでは、傷跡が目立ちやすく手術で切り取った方がキレイに治るため手術を勧められることが一般的です。

*6mmと言うのは個人的な数字です。医師やほくろの場所によって判断が変わります

また、ここまでの解説をまとめると以下のような場合は手術で除去するのが一般的です。

“手術によって切り取ってほくろを除去する場合”

  • 悪性が疑わしく、病理検査(顕微鏡の検査)を行う時
  • 大きさがおおよそ6mm以上で、CO2レーザーでは逆に傷が目立つと考えられる時
  • 深いほくろの場合

6.ほくろ除去の傷跡をきれいに治すための3つのポイント

ほくろ除去の後に傷跡をきれいに治すためにはポイントがあります。施術後3ヶ月程度は以下の事に気を付けてください。

8-1.とにかく触らない、刺激しない

どのような傷であれ、触る事で汚くなる可能性が高まります。どうしても気になってしまう事もありますが、極力触る事を控えましょう。

もしくは、ほくろを除去した医療機関からテープ保護を指導される場合があります。刺激を避けると言うためにもテープを貼ってください。

また、テープは一度貼れば剥がれにくいので毎日張り替える必要はありません。1週間に1度、もしくは自然に剥がれた時で十分です。

8-2.紫外線を浴びない

紫外線も傷には悪影響ですので、極力避けるようにして下さい。このような時も保護用のテープが役に立ちますが、美容的にテープを貼りにくい顔などの場合は、日焼け止めを使用するなどして紫外線から傷口を守ってください。

8-3.傷の目立ちやすい場所のほくろは取らない

身体はどこでも傷が同じように治るわけではありません。顔は比較的キレイに傷が治りますが、身体は顔よりも傷が目立つ場合が多いです。

身体の中でも特に注意が必要な部位が、胸(前胸部)、肩~腕、背中です。これらの部位は傷が「肥厚性瘢痕(ひこうせいはんこん)」や「ケロイド」と呼ばれる赤く膨らんだ傷になりやすく、ほくろが取れても傷が目立って気になるという事があり得ます。安易に取るのではなく、その点も十分考えて処置する事にしましょう。

9.まとめ

ほくろについてお分かりいただけたと思います。除去するための方法やリスクなど、しっかりと理解していただき役に立ててください。そして、ほくろは決して自分で取ろうとせずに、必ず医療機関で除去するようにして下さい。

著者紹介:青木由佳医師

今回の記事は、青木由佳医師に執筆頂きました。ほくろと一口で言っても幅が広く、保険適応や自費治療に関してもややこしい部分があり書き方に悩まれていましたが、皆様にほくろについて分りやすいようにまとまった記事に仕上げて頂きました

以下に青木医師の紹介を致します。

 

経歴

2004年 神戸大学医学部卒業 神戸大学病院病院勤務
2006年~大手美容皮膚科、藤田保健衛生大学皮膚科等

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