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医師が教えるコンデンスリッチ豊胸が勧められない5つの理由

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コンデンスリッチ 豊胸

脂肪注入豊胸の手術のひとつに「コンデンスリッチ」という方法があります。

この手術がどういう方法で、効果はどれくらいあるのか、他の手術方法との違いは何なのか、お調べの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クリニックによっては、『より大きくできる』『定着率が高い』『しこりになりにくい』など効果が高いと宣伝していますが、実はそのようなことはありません!

今回はこの手術方法について実際の効果や他の手術方法との違い、さらにコンデンスリッチがおすすめできない理由を詳しく解説していきます。

コンデンスリッチの豊胸は、通常の方法と比べて効果は変わらないのに、値段はかなり高額な手術です。手術を検討中の方は、後悔することがないようにこのページを必ず読んで下さい。そうすれば、正確な知識が得られて、正しい選択をすることができます。

コンデンスリッチ豊胸とは脂肪注入豊胸の中の一つの方法です。脂肪を太ももなどから取って来てお胸に移植する手術です。

太ももから取ってきた脂肪をおもりとフィルター付きの遠心分離器によって濃縮(コンデンス)する事でいい脂肪を取りだすことを目的としています。

おもり付きの容器で遠心分離を行い、重力をかける事により、以下のような事を起こします。

  • 脂肪細胞に圧力をかけて、弱った細胞を破壊します。
  • 質のいい細胞や定着に関与すると考えられているSVFという細胞はそのまま残ります。

豊胸 脂肪注入 遠心分離

おもりが付いている事で、弱った脂肪を壊すのに有効かとイメージしてしまいますが、遠心分離の際におもりを付けるという事は物理的におかしな話になります。負荷(G)を上げたければ遠心分離器の回転数を上げればいいだけの話です。

コンデンスリッチ法は従来からある、遠心分離法と同じ方法なのです。以下の章ではコンデンスリッチ豊胸がお勧めできない理由を1つずつ解説していきます。

2.コンデンスリッチ豊胸がおすすめできない5つの理由

2-1.コンデンスリッチ豊胸の効果は他の脂肪注入豊胸と変わらない

コンデンスリッチ豊胸なら2CUPアップとか3CUPアップと言う宣伝がありますが嘘です。実はこのように大きくなるのは非常にいい条件が重なった時か、しこりと言って死んでしまった脂肪細胞がかたまりとして残っている時のみ可能です。ほかの方法でも起こりえます。

実は、どの脂肪注入豊胸であっても通常1CUPアップが目安です。脂肪注入でどれくらいの大きさになるかは、色々な条件によって決まります。決して、コンデンスリッチ豊胸だからより大きくなるわけではありません。

脂肪注入豊胸で手術後どの程度大きくなるか、効果が出るかは以下の1~6のような要素が関わってきます。このうち、コンデンスリッチ豊胸や色々な名前が付いている脂肪注入豊胸でも影響するのは「6.脂肪の処理の方法」部分のみです。脂肪の処理をうまく行えば、全てが上手く行くわけではないのです。他の要素の影響も多い事が分ると思います。

  1. 脂肪の取れる量が十分にあるか
  2. 皮膚に余裕があるか
  3. 授乳後かどうか
  4. 喫煙者かどうか
  5. 脂肪を注入するまでの時間
  6. 脂肪の処理の方法
  7. 脂肪の注入の仕方

色々な要素が関わりあって結果が出ますので、コンデンスリッチ豊胸を行えば理想の大きさの胸になるとか、失敗しないとかと言う訳ではないのです。続いては効果や詳しい方法を説明していきます。

2-2.コンデンスリッチ豊胸の仕組みは遠心分離法と同じ

遠心分離と言うのは、物を回転させて重いものを容器の下に、軽いものを容器の上にと分離する方法です。理科の実験で使った事のある方もいるでしょう。

コンデンスリッチ 豊胸 遠心分離

遠心分離の回転数によって負荷となる重力が変化します。おもりがあってもなくても回転数を変化させればいいだけなのです。ですので、コンデンスリッチ法と言うのは通常の「遠心分離法」と変わりません。 ただ密閉された容器の中で脂肪を処理できるので感染のリスクは微妙に減ると考えられますが、通常の遠心分離法でも感染の可能性は0.1%以下です。

2-3.定着率やしこり形成のリスクも同じ

コンデンスリッチ豊胸は通常の遠心分離法と変わらないという事を解説しました。また脂肪の定着率には、脂肪の処理だけでなく色々な要因が絡んでいます。結局、どの方法で行ったとしても注入した脂肪は大体50%程度の脂肪が残ってバストアップするという事になります。

文献によって残る脂肪や手術後大きさにはばらつきがありますが、やはり平均して50%の定着と思って頂くのがいいでしょう。コンデンスリッチ豊胸自体、欧米でほとんど行われていないので文献的な結果すらありませんでした。

50%だからと言って、量を大量に入れておけばいいと言う話ではありません。大量に入れても定着しないのです。

また、生き残れなかった脂肪は死んでいきます。その時、死んだ細胞は徐々に無くなっていくのですが、無くならない場合があります。これを「しこりになる」と言いますが、大きな塊で脂肪注入した時に出来やすいです。

しこりが出来るかどうかは脂肪注入豊胸の名前(種類)よりも、脂肪を注入する時に一か所に脂肪が偏らないように注入できているかが重要です。コンデンスリッチだからしこりが出来ないことはありません。

豊胸 脂肪注入

脂肪の定着率は、手術を受ける側の要因

  • 脂肪の取れる量が十分にあるか
  • 皮膚に余裕があるか
  • 授乳後かどうか
  • 喫煙者かどうか

手術をする時の要因

  • 脂肪を注入するまでの時間
  • 脂肪の処理の方法
  • 脂肪の注入の仕方

などによって決定するので、脂肪の処理の方法(脂肪豊胸の種類)だけで、定着する率が上がったりしこりのリスクが減ったりするわけではありません。

2-4.アメリカなどではコンデンスリッチ豊胸はほぼ行われていない

コンデンスリッチ豊胸と言うものはアメリカではほとんど行われていません。なぜならば、日本の業者が日本で流行らせた方法だからです。海外の脂肪注入豊胸の文献でもコンデンスリッチ豊胸の信用できる文献はありません。ですので、世界的に見て優れている方法とは全く言えないのです。

その証拠に、コンデンスリッチ豊胸は「condensed rich fat」という英語表記になりますが、yahooUSAやgoogleで調べても日本のページ以外はほとんど出てきません。

コンデンスリッチ豊胸はFDA承認のような表記を見ますが、よく読めばコンデンスリッチ豊胸に使用する韓国の会社の遠心分離機「lipomax-sc」という機械がFDAの承認を得ているだけで、手術法自体がどうのこうのという事ではありません。

コンデンスリッチ豊胸の理論を考えてみても、効果の差を考えてみても、遠心分離法やピュアグラフト豊胸で十分です。コンデンスリッチ法は費用に見合う結果は得られません。

ちなみにアメリカで行われている脂肪注入豊胸の種類別頻度を以下に記します。

  • 遠心分離法34%
  • 重力による分離法45%
  • ピュアグラフトのようなフィルターによる分離法34%
  • ガーゼで濾す方法11%
  • 何もしない3%
  • その他7%(複数回答のため100%を超えていると思います)

参考:Kling, Russell E:Trends in Autologous Fat Grafting to the Breast: A National Survey of the American Society of Plastic Surgeons. Plast Reconstr Surg. 2013 Jul;132(1):35-46

2-5.コンデンスリッチ豊胸の相場

コンデンスリッチ豊胸の相場を10個のクリニックから調べてみると以下のようになりました。これを見ると、コンデンスリッチ豊胸が効果は変わらないのに値段だけが高いという事が分ります。

平均1,096,298円 安値880,000円 高値1,200,000円

コンデンスリッチ豊胸 費用
安値 880,000円
高値 1,200,000円
平均 1,096,298円

通常の脂肪注入豊胸の相場は以下の通りです。

平均560,889円 安値340,000円 高値950,000円

 脂肪注入豊胸  費用
安値 340,000円
高値 950,000円
平均 560,889円

通常の脂肪注入豊胸とコンデンスリッチ豊胸の価格差は50万円ほどあります。しかし、効果は変わらない事、0.1%以下しかない感染のリスクがどれだけ下がるか分らないものに、追加で50万円支払うのは高すぎると思います。

ですので、脂肪注入豊胸を受ける時はまず丁寧に手術を行ってくれる医師かどうかをカウンセリング時に見当をつける事が重要で、方法を選ぶ際は一般的な「遠心分離法」や「ピュアグラフト法」で問題ありません。

3.その他の脂肪注入豊胸とお勧めの脂肪注入豊胸

脂肪注入豊胸にはいくつか種類がありますが、ほとんどがコンデンスリッチと同様に脂肪を処理する工程に関係します。

よく見かける脂肪注入豊胸が「コンデンスリッチ豊胸」「遠心分離法」「ピュアグラフト豊胸」「セリューション」「CAL法」です。
コンデンスリッチ 豊胸

遠心分離法

遠心分離法や遠心分離をしなくても重力で分離するなど一般的な方法です。一般的過ぎてクリニックによっては、遠心分離法を行っているのにいちいち表示していないところもあります。

遠心分離法とは太ももなどから取った脂肪を容器に入れ、遠心分離器で回転させることで余分な血液や麻酔液と脂肪を分離する方法です。

このように分離した脂肪だけをお胸に注入していきます。この方法も回転数によりますが、コンデンスリッチと同じように以下の事を目的としています。

  • 脂肪細胞に圧力をかけて、弱った細胞を破壊します。
  • 質のいい細胞や定着に関与すると考えられているSVFという細胞はそのまま残ります。

ピュアグラフト法

吸引した脂肪を「脂肪」と「血液などの余分な廃液」に分けるために専用のフィルターを使う方法です。遠心分離法のように、弱っている細胞を壊して良質な細胞を多くすると言う作用はありませんが、フィルターで洗う事によってキレイな脂肪を取りだすことが出来ます。

専用のフィルター内は極力感染を抑える仕組みになっていますので、わずかですが感染のリスクを減らす事ができます。費用的にもコンデンスリッチ法ほど高額ではなく、理に適っている方法です。

クリニックによって遠心分離法もピュアグラフト法も行っている施設は少なく、どちらの方法であっても効果に大きな違いはありません。手術を受けたい施設が採用している方法で行えばよいと思います。

セリューション法・CAL法

脂肪の定着に関与すると考えられているSVFと言う細胞を他の脂肪から取って来る方法です。これにより、定着に有利な良質な脂肪に処理できます。脂肪注入 豊胸 セリューション放射線治療後の乳房再建など、非常に状態の悪いお胸の状況で少しでもいい脂肪を注入したい場合に使用する事などが多いです美容目的の場合はここまでしなくても、一定の大きさに出来る事、費用が高額である事から、現在ではあまり選択肢に入れなくてもいいと思います。

一般的な脂肪注入豊胸については「柔らかく自然な豊胸:脂肪注入による豊胸手術の効果とリスク」をお読みください。手術の方法やリスク、効果など詳しく知る事が出来ます。

4.まとめ

コンデンスリッチ豊胸と言うのは、宣伝が大きくクリニックの儲けも大きいのでクリニック側からも勧められるせいか日本では非常に有名になりました。

しかり、理論上は通常の遠心分離法による脂肪注入と変わりはありませんし、悪影響はありませんが通常の脂肪豊胸に比べて費用が高すぎるのが問題点だと思います。

コンデンスリッチ法をあえて選ぶ理由はありませんので、他の方法で十分です。医師やクリニックを選ぶ際は方法ではなく、丁寧に注入してくれそうな医師を選びましょう。

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